【やってみよう!雪中キャンプ】第5回-サイトレイアウト編-
雪中キャンプのサイトでは、熱効率を考えてレイアウトしましょう。
テントとリビングスペース(シェルター)を連結することで快適な空間ができます。
ドーム型テントとロッジ型シェルターの連結例です。
シェルターの中で暖房するとテントも少し暖かくなります。寝る前にテントが寒いと快眠できないのでテントの入り口もオープンにして暖めておきます。
テント内では、ホットカーペットか電気敷き毛布がお勧めですが、電源容量を考えて利用しましょう。ホットカーペットの場合は、自動電源オフ機能の付いた高級品だと寒い思いをしますので、安価なモノにしましょう。(笑)
また、冷え込みは下からなので、保温用の銀マットなどを敷くこともお勧めです。
小川キャンパル リビングシェルターIII
ロッジ型シェルターのいいところは、上部に換気口があり結露しにくいことかな。
温度差が大きいので結露は仕方ないですが、ライナーシートもあるので頭にボタボタと水滴が落ちることはないです。
天気が良ければ、昼間は暖かくなることもあります。
オープンにできるシェルターなら、雪景色も味わえます。
雪の上に設営するときは、まず、設営する雪上を固めることから始めます。
よく固めて平らにしておくと、2泊くらいなら沈み込むこともないでしょう。
ペグが効かないときは、長いペグに変更しましょう。張り網のペグは雪の中に水平にして埋め込むことで対応できます。
天候が荒れる予報のときは無理せず撤収しましょう。
雪下ろしが必要になるほどの積雪だと、夜は寝られなくなりますので、天気予報は頻繁にチェックしましょうね。
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